60cm水槽から90cm水槽へサイズアップ
アクアリウムにハマってから1年ほど。
今までに30cm、45cm、60cmと水槽を立ち上げてきましたが、メインの60cm水槽のレイアウトや維持に少し飽きがきてしまいました。
またスネールもかなりたくさん増えてしまっているし、なんともカイミジンコが多い。。。
レイアウトも飽きてきてしまったので、リセットを考えていますが、それならばと90cmの水槽にサイズアップする事にして色々準備をし始めました。
まず手始めに水槽台の準備からです。
ネットで色々調べて見ましたが、なかなか自分の趣味にあうものがみつからず、、見つけたとしても高い。。。
それではと自作する事に決めました。
なんでもハマるとどこまでも行きたくなる性分なもので。
90cmの水槽台の制作過程を書いていきます。
水槽は重い
水槽はその大きさによって重量が大きく変わります。
特にネイチャーアクアリウムだと様々な素材を入れるので、単純に水を入れた重さだけではないのでかなりの重さになります。
だいたいの水槽の重さの目安は以下のようです。
水槽サイズ | 水槽重量(水、砂利含) | 水槽台重量 |
---|---|---|
45cm水槽横45×奥30×高30 | 38kg | 15kg |
60cm水槽横60×奥30×高36 | 60kg | 19kg |
90cm水槽横60×奥45×高45 | 166kg | 36.5kg |
120cm水槽横120×奥45×高45 | 219kg | 46kg |
90cmの水槽でだいたい200kgくらいですかね。結構な重さです。
色々調べてみると、一般住宅の床の耐荷重は1㎡(平方メートル)当たり180kgまで耐えられるような作りになっているようです。
1㎡って100cm×100cmなので、90cmだとその中に収まってしまい、重さが200kgだと超えてしまいます。
つまり基準としてはオーバーしているので、床の対策が必要になる重さです。
ただ、例えば90キロの人間が3人同じ面積にいたとして、床は抜けますかね?
築100年とかたっている家ならば抜けるかもしれませんが、まず普通にはないですよね?
という事で、重さ対策は気をつけなければいけませんが、一般的には問題ないように作られていると言われているようです。ただしこれは自己責任なので、心配な方は家の設計士などに確認した方がよいです。
という事でそれだけの重い水槽をのせる台なので頑丈に作らねばらないというのが大原則になりますね。
90cm水槽に必要な木材
水槽台自作で検索するとかなり色々出てくるので設計図とかは全然こまりませんでしたw
ここは先人たちの経験を生かさせていただきます。
今はYOUTUBEでもたくさん紹介されているし便利な時代ですね。
90cm水槽で必要な本数は以下です。
オーソドックスなものを作るので基本的にはこれを揃えれば問題ないかと思います
長さ | 本数 |
800mm | 6本 |
824mm | 4本 |
748mm | 4本 |
622mm | 4本 |
374mm | 4本 |
素材選びからホームセンターでカット
素材はホームセンターで選びましょう。
だいたい水槽だとツーバイフォーと呼ばれる大きさの木材がよく使われるようです。
私は家の近くにホームセンターがあるのでそちらで購入しました。
↓みたいな感じでつまれています。

安いし他に特になかったのでSPFにしました。
選ぶ時にそりがないかなどかなり確認しました。
そうしないと精度が出なくてあとあと泣きたくないですからね。
さらに木材のカットもしてもらいます。
工具あれば自分でやってもよいかと思いますが、私は工具もないのでお願いしちゃいます。
お願いする時はあらかじめ簡単なカット図作ったほうがよいです。
私は下のようなものを作ってもっていきました。

ただ、カットの機械の精度も限界があるようなので、若干ずれる事は想定しておいた方がよいです。
こんな感じになりました。
ここから地獄のヤスリかけですw
私は手動でやるのは断念したので、安いサンダーを購入しました。
3000円代で購入できて木屑を収集する機能もついてます。
で、ここからサンダーでばりをとるのですが、このサンダーかなり音がうるさいです。
庭がある人なら外でできると思いますが、私はマンション なので、ベランダでやるわけにもいかず、、部屋でやると木屑だらけで掃除も大変。木屑を吸うかと思ったら結構飛び散ります。。最初やって後悔しました。
最終的には作業場所はお風呂でやりました。これなら閉ざされた空間で周りに飛び散りません。ただ、風呂の掃除も結構大変ですけどね。。これはどこか作業場所借りれるところでやる方がよいと思いますね。
という事で苦労しながらサンダーをかけ終わりました。
そのあとはボンドで仮組みです。
精度を出すのが難しい
ボンドを使って仮組みします。
天板置くところと、下の部分から組んでいきます。

ちゃんとはめる工具あればもっと楽だと思いますが、ないので壁とかつかって精度を出します。
ちなみにボンドは速乾性の方がらくですね
仮組みしたあとは電動インパクトで穴を開けて、そこにコースレッドを打ち込んでいきます。
インパクトも手頃なものを購入しました
あのアイリスオーヤマがインパクト作ってるの知らなかった。
このインパクトは十分使えます。DIY用には値段も手頃だしよいものだと思いますね。
そのまま全部組み上げます。

最後に天板を乗せて組み上げ完了です。
天板もこるならば、ダボうって入れた方が綺麗だと思いますが、どうせ水槽上に乗せて見えないので、そのままコースレッドで打ち込みました。
あとは最後の仕上げとしてニスを塗れば完成です。
塗装はこれからですが、私はつや消しニスを塗る予定です。
という事で、DIYで90cmの水槽台が作れました。
金額は工具を抜かせば木材と塗料含めて7,000円行かないくらいです。
苦労するけど、その分楽しいしできた時の喜びは格別なのかなと思っています。
着々と準備を進めています。次は水槽を購入する予定。私の中で水槽のメーカーはADA一択。
レイアウト考えないとー
まとめ
- 水槽は重いので置き場所には注意が必要
- 90cm水槽で200kgくらいある
- 一般的な住宅は1㎡あたり180kgに耐えられる作りになっている。※90cmだと基準値オーバー
- 木材はカットしてもらう
- サンダーかける場所は気をつけましょう。マンショはお風呂場がおすすめ
- コースレッド打ち込む前に穴を開けましょう