石が水の硬度を上げてしまう
アクアリウムで水草レイアウトを育成しようとすると色々壁にぶち当たります。
コケの悩みがその中で大きな一つですが、それらを調整するための調整剤とかコケ防止のバクテリアとか色々あるんですが、突き詰めていくとやはり使用している「水」の状態がどうなのかというところに行き着きます。
大概の水草は軟水で弱酸性がよく育つと言われています。
日本の水は基本的には軟水なようなのでそこまで気にする必要もないようですが、レイアウトに石を使うとその石の成分が水に溶け出して結果硬度をあげることになってしまいます。
特に龍王石(メーカーによって言い方違いますが)は顕著で、利用するとかなり硬度が上がってしまいます。
硬度を好む水草「ニューラージパールグラス」などは問題がないのですが、ロタラなどは成長がかなり遅くなります。
私のレイアウトはかなり龍王石を利用しているので、ロタラが全然育ちません。。
そこでそれらを解消する為に、軟水化を行うことにしました。
マーフィード スタンダードネオにカチオンフィルターを追加
90cm含めて4つの水槽を管理しているので、以前の記事でも紹介しましたが、私はマーフィード スタンダードネオを利用しています。
これによってカルキ抜きをする必要もなく、かなり快適に換水を行うことができるようになりました。
今回はこれにもう1つフィルターを追加して軟水化を行おうと思います。
利用するのはADAのカチオンフィルター。
ネットで調べると、片方をカチオンフィルターに変えてやっている方もいらっしゃいますが、せっかく二つのフィルター通しているのにもったいないので、私は一つ追加して三連にすることにしました。
という事でさっそく材料を購入。
- マーフィード ハウジング
- 1/2ニップル(両ネジ)(スタンダード・エキスパート用交換パーツ)
- ADA カチオンフィルター
マーフィードは個別でパーツ売ってるんでよいですね。
カチオンフィルター
水道水の全硬度(TH)を低下させて軟水化する陽イオン交換樹脂フィルターです(純水製造用ではありません)。TH 100〜200mg/ℓの水道水を、TH 50mg/ℓ以下の軟水にすることができます。食塩水による再生も可能です。
※ADAホームページより
という事で、イオン樹脂の力を借りて軟水化するという事ですね。
食塩水で再生できるようなのでよいですね。
早速取り付けました。
ちなみに、パッキンシールを巻かないとこれ系は水漏れをするので、一応巻きました。
かなり簡単でした、これで軟水化できるならよいですね。
実際に数値を図って検証まではしてないですが、今後どのように水草に影響していくのかチェックしていきたいと思います。
という事でいかがだったでしょうか。
マーフィードの浄水器を利用している方であれば簡単にできますよ。
まとめ
- 龍王石を使うと硬度が高くなる
- 硬度が高いと水草の育ちが悪くなる
- ADAカチオンフィルターを利用すると軟水化する事ができる