水槽の水換は大仕事
アクアリウムでは日々の水槽管理が非常に大切になるわけですが、その中の一つに換水作業があります。
水槽の立ち上げ時にはほぼ毎日換水が必要ですし、生体を飼っていれば当然水が汚れてくるので、水を綺麗にしてやる必要があるわけです。
これが小さい水槽であればそこまで大変ではないのですが、90cm以上となると水の量も増えてかなり大変になります。
私も60cmまではバケツリレーをしていましたが、今回導入した90cm水槽では流石に考えないと大変という事になり、水換えの方法に関して色々調べて対策をしました。
自己流ですが、私の水換え装置を紹介しましょうw
エーハイム コンパクトオンを利用した排水
まず、今までの60cm水槽の場合は水を排水するのにプロホースを使ってバケツに水を貯めてました。バケツは10ℓのものだったので、60cm水槽で1/3の換水をしようとすると2〜3杯ほどなので2〜3回洗面所までを往復すると完了でしたが、90cmだとそうはいきません。1/3でもなん往復すればよいんだ。。。という事でもっと楽に排水できる方法を考えました。
一番よいのが直接水槽から水を吸い上げてそのまま排水できる事。
そういえばエーハイム のコンパクトオンが余ってたなという事を思い出して、そこからホースに繋げて直接排水してしまおうと。
という事でエーハイム コンパクトオン600に余っていたフィルター用のホースを取り付け、そこから普通のホースへジョイントを利用して接続しそのままお風呂の排水溝へ流すようにしました。
基本的には水を入れ替えるだけなので、ソイルなどにある汚れはプロホースでとります。
水漏れがしないように接続確認したら、コンパクトオンのスチッチをオン!!!
これがすごい楽っ!w
今までの水換えがなんだったんだ!?と思うくらい楽です。
1/3の水も5分ほどで排水完了します。素晴らしい。。。
カルキ抜きともオサラバ!マーフィード スタンダードネオ
排水が完了したので、次は給水です。
これもネットで調べると色々な情報がありますが、私は排水に使ったものをそのまま給水に差し替えて使うようにしました。
水槽の水換えでもう1つ煩わしいのが、カルキ抜きです。
アクアリストには説明不要だと思いますが、普段我々が生活で利用している水には塩素が入っていて、我々人間には問題なくても生体には毒となるわけですね。
それを抜くために、水を貯めて日にちを置いたりとか、カルキ抜き液などを利用しているわけですが、これまた容量を間違えると生体にもダメージがでてしまったりもします。
今までは毎回バケツに水汲んでカルキ抜き液をいれて、それから水槽に水をいれていましたが、直接水を入れようとするとこの問題をどうするのかというところにぶち当たります。
YOUTUBEの動画を見ていると、大型水槽を管理している方々は直接水をいれている動画が多数あります。これってカルキ抜きどうしているんだろう?と毎回思ってましたが、調べていくとこの問題をクリアするアイテムがあることがわかりました。
それが、「マーフィード スタンダードネオ」と呼ばれる商品。
こいつを接続するだけで、塩素が除去できると、、、なんと素晴らしいアイテムなのだ。
言ってしまえば魚用の浄水器。
これでわずらわしいカルキ抜きともオサラバです。
ちなみにこの製品には「マーフィード スタンダード」というものもあり、「ネオ」と何が違うかというと、ネオは持ち運びができるとってがついていることと、ワンタッチで取り外しができるジョイントがついている事。
私の場合、場所的に設置したままという事ができないので、取り外しが可能な「ネオ」にしました。
設置したまま動かさないなら「マーフィード スタンダード」でもよいようです。
また、あのADAにも同じ製品があります。「ADA NAウォーター」と呼ばれるもの。デザインが多少違いますが製品内容からすると同じようです。中の素材とかも若干違うようですが。
これでカルキ抜き問題もクリアとなりました。
給水元は?洗濯機の給水口 or 浴室のシャワーカラン
カルキ抜きの問題もクリアしたところで、給水の大元の検討です。
給水をする上でもう1つ問題があります。それが温度合わせ。
通常熱帯魚はヒーターで温度管理がされていて、最適な温度に水槽内は保たれています。
これが水換え時に水の温度が違うと生体にダメージが出てしまうと。
今まで私は温度合わせは洗面所から水を汲んでいて、そこはお湯が出るのでそこでだいたい温度を合わせてから水槽にいれてました。これで特に今まで問題出てことはありません。
ところが、ホースで繋ぐとなると私の家の洗面所からは繋ぐことができません。
シャワータイプになっているので、、ジョイントを毎回付け替えるのも面倒。
そこで調べると私の家では2つの方法がありました。
まず1つ目が洗濯機の給水口を分岐させてそこからホースに繋ぐ方法。
これはかなり簡単です。分岐するアイテムが売られているので、それを今の洗濯についているホースと洗濯機の間に挟んで設置すれば完了。
ホースにジョイントつけてそこから水をとることができます。
コネクタ回すと分岐の方に水が流れるようになります。
これが便利なんですけど、問題は温度調整ができないこと。。
立ち上げ時は特に生体いないのでこれで問題ありませんでした。
夏場はこれでも問題ないだろうけど、生体入れると特に冬場はこれは使えない。
ということでもう一つの方法が、お風呂場のカランの部分から分岐させる方法。
これは結構めんどいです。。
風呂場のシャワーとカランがありますが、そこから分岐させて給水するようにします。
一旦カランに繋がっているところだけを外す必要があるので、そこが面倒ではありますが、これができると温度問題が解消できます。
パーツは入手済みですが、取り付けはまだなので完了したらまたブログで書きたいと思います。
ということで、給水もクリアされ、バケツリレーから見事に解放されました!
これを利用すると今まで労力と時間がかかっていましたが、半分以下の労力で済むようになりました。素晴らしい!!
ただし注意点としては、ホースで直接行うので給排水両方とも途中で漏れると最悪の事態となります。くれぐれも水漏れには注意が必要です。
この前にいくつか他の方法をためしましたが、ホースが抜けたり、色々苦労しました。。。
くれぐれも水漏れには注意をして、快適なアクアライフを!
まとめ
- エーハイム コンパクトオンを利用すれは排水がかなり楽になる
- 換水時の注意点はカルキ抜き、温度合わせ
- マーフィードスタンダードネオを導入すればカルキ抜きからは解放される
- 家によって違うが、洗濯機の給水口からも水はとれるし、シャワーカランのところからも分岐できるアイテムがある
- くれぐれも水漏れには注意