水質を安定させなければメダカが死んでしまう
アクアテラリウムを始めて、メダカを投入しましたが、あえなく全滅という形になってしまいました。
私の経験と知識不足でメダカにはかわいそうなことをしてしまいましたが、この経験を無駄にしないように再出発しようと決め、水槽のリセットを決意、新たなレイアウトで始めることにしました。
まず前回の反省点としては大きく3点
- 水量が少ない為に水質が安定しなかった
- ろ材が弱かった
- 水流が強すぎた
次のレイアウトでこれをクリアできるようなものにすることが最低限の条件としました。
そこから時間をかけて色々考えたのですが、最終的にはシンプルなものにしようと決めました。
水位をあげて水量を確保する
前回のレイアウトでは両側に滝を作りそれぞれ流すようなレイアウトでした。
基本的にはそれは崩したくないのですが、前回は水位がかなり低かったです。
これでは水質が全然安定しませんでした。
さらに水が蒸発していくので、どんどん水位が減ります。これでは水質が安定しないのも無理はないです。
なので、今回はこの水位を可能な限りあげることで水位を確保しようと考えました。
具体的には前面と後面を分ける仕切りの部分を高くします。
今回もスチレンボードを利用してベースを作成しました。
仮組みして石を貼り付けていきます。
2回目なので随分と作業になれてきました。さらに前回はヒーターと水中モーターのメンテナンスも難しかったので、今回は左側の滝は低く作り、固定しないようにしました。
こうすることで取り外しができるようになり、メンテナンスも快適に行えます。
左側がガバッと取れます。
石組みの高さは前回の倍はあります。さらに、前面のスペースを確保する為に、石の仕切り部分をギリギリまで後ろに配置をしました。
メダカの活動スペースを確保するかつ、水量も確保できるので、これで水質の安定をはかりたい。
さらに、前回は仕切り番の両側から水を吸い込み中央の水中モーターに流れるようにしましたが、今回は右側から水を取り込み、濾過層を通って、最終的に左後ろの水中モーターに水が流れるようにしました。
意味があるのかはわかりませんが、濾過層を通ることでバクテリアの濾過を促すようにすることと、水流を嫌うというメダカへの負担を少なくするように考えました。
正直、これが良いのかはわかりません。。試してみてダメなら。。ということでやってみるしかないと思います。
また、前回のレイアウトでは滝の下側にろ材の溶岩石があるのですが、これもおそらくあまり機能していなかったと思われます。ここも今回は改善をするようにしました。
色々ろ材を調べたのですが、結局オススメは二つのようです。
パワーハウスとエーハイムのろ材
パワーハウス ソフトタイプS
エーハイムメック・サブストラットプロ
パワーハウスはPHも調整してくるようで、かなり評価が高い。しかし値段も高い。
ということで価格がネックのようです。
エーハイムの方は、エーハイムメックとサブトラタットプロを組み合わせてしようするようです。
どちらにすべきか散々悩みましたが、ここはパワーハウスを選択しました。
大きさがS、M、Lとあるのですが、水槽の大きさによって選ぶようです、Sが一番効果は高いようですが、やはり価格も高いです。
ただ、パワーハウス・ベーシックというシリーズもありこちらはリーズナブルです。
素材や製法はパワーハウスとほぼ同じで、製造工程のみ短縮し低価格を実現しました。pHコントロール機能はパワーハウスの約60%を保有
ということなので、私のレイアウトだと大量に必要だし、これで試してみようとなり、こちらを選択しました。容量的には2L利用します。さらに溶岩石も加えて濾過の部分を強化しました。
ちなみに、色々な熱帯魚屋さんを見ましたが、ろ材はamazonとかチャームで買った方がお得だと思います。
この上にウールマットをひき、その上に今回は土を配置します。
さらに最後のモーターとヒーターを設置するところに、立ち上げ時のみ、ブラックホールを設置。
これでレイアウトは決まりました。
水流の調整
滝のレイアウトだと、どうしても水流を強くしがちだと思います。
単純に水流が多い方が派手だからですw
でもそれだとメダカには相当負担があるようです。
調べてみると、そもそも熱帯魚で水流が好きなものはそんなにいないようですね。
メダカは元々、田んぼとか小川で水流が少ないところにすんでいるので、水流が強いと力尽きて死んでしまうことがあると。
思えば、以前のレイアウト時、死んでしまったメダカが水の吸い込み口に吸い込まれてしまうような形になっていたことがありました。
これは水流が強いのかなと反省。
私が利用しているのはエーハイム コンパクトオン300なのですが、これでも私の水槽の大きさで最大にすると吸い込みがかなり強いです。
とはいえ、水を綺麗に保つにはある程度の水量が必要ということで、吸い込みを調整して、半分くらいにして水流を調整しました。滝の部分も「じゃばじゃば」ではなく、「ちょろちょろ」というように調整。これもやってみてどれだけ効果があるのかは日々確認していきたいと思います。
2回目の水槽立ち上げ
一通り配置をして再び水槽を立ち上げました。
LEDの設置が微妙ですが、、、これはあとで高く調整予定
すぐには生体を投入せず、1週間様子を見てからメダカを投入。
今回は徐々に増やしていくようにしています。
さらに、色々な意見はありつつも、今回はバクテリア材も投入。
これがよかったのか結構安定してきています。
バクテリア材の話や、水草の話は別でしたいと思います。
まとめ
水質を安定させる為に、水位をあげるレイアウトに変更
ろ材はパワーハウスパワーハウス・ベーシック ソフトタイプSを選択
水流を弱くするようにした
バクテリア材を投入
引き続き、維持をしていきたいと思います。