本格的に水草育てるならCo2の添加は必須
水草のアクアリウムにハマり始めてから1年とちょっと経ちましたが、45cm、30cmキューブ、90cm水槽も立ち上げて3つを管理しています。
今回は水草の育成には必須とも言っていいCo2の添加について書いていきたいと思います。
ネットで水草の育成に必要なものを調べていくと、光、ソイル(栄養)、Co2というのが出てくると思います。
植物が育つのにCo2「二酸化炭素」は必要というのは小学校の時の理科の授業で出てきましたよね?
それは水草にも当てはまっていて、光合成をより促進する為にCo2を添加します。
水草水槽用の小型のボンベを利用してお手軽にCo2の添加ができるキットが色々あって、初心者はまずそちらから始めれば問題ないのですが、同時に「ミドボン」というキーワードも出てくると思います。私もそのキーワードは気になりつつも、お手軽な小型キットから始めました。
ただ、先人たちの内容をみていると、「始めっからミドボンにすべし」というのも結構あります。
で、今回私も結局「ミドボン」にしましたw
まず、その理由から
小型ボンベはランニングコストが悪い
まず小型のボンベを利用した場合のデメリットはズバリ「コスパが悪い」これにつきます。
例えば、ADAの「CO2アドバンスシステム-フォレスト」
添加に必要なものが一式揃っています。ただボンベがADA専用のものでないと利用できなくて、そのボンベが74gで¥1,200ほどします。
添加量にもよりますが、30cmとか小型の水槽であれば2〜3ヶ月はもつというものですが、60cmとか90cmで多めに添加すると1ヶ月もつくらいです。
そう考えると1年でおおよそ水槽1つにつき「¥14,400」です。
また、パッキンとかも変えないといけないし、付け替えによる漏れとかも出てきます。
水槽の大きさ、複数水槽管理を考えるとかなりランニングコストがかかってしまいますね。
そこでCo2をたくさん利用できて、かつ、コスパに優れたものが「ミドボン」ということになります。
ミドボン導入までに必要なもの
ミドボンと聞いて通じるのはアクアリストかお酒が好きな人のみのようです。
正式名称は「液化炭酸ガス」

画像は私の5kgのものです。大きさは高さが55cm〜60cm、幅が20cmほど。5kgは二種類あるようですが、こちらは方が高さはないほうだと思います。
ミドボンの入手方法
ミドホンはどこで手に入るのかとい言いますと、意外に思うかもしれませんが、これは「酒屋」で入手できます。
大型のチェーン店でもあるところにはあるようですが、私は近所の酒屋さんに電話で注文してお願いしました。
なぜ酒屋さんで取り扱っているかというと、基本的にミドホンは業務用でビールサーバーで使われているんですよね。あとは炭酸水の作成とかにも使われているようです。
なので、導入したい方は近所の酒屋さんにまず電話で問い合わせてみてください。
その際に「液化炭酸ガス」と言わないとダメで「ミドホン」では通じないようです。
その際に、使用用途を聞かれる時もあるようですが、水草の育成で使うといえば問題ないようです。
私は特に聞かれませんでした。
ちなみに業務用だからと言って購入が違法とかではないのでご安心を。
そして問題の料金ですが、5kgのミドボンで以下くらいです。
- ガスボンベの保証金:¥5,000
- Co2代金:¥2,500前後
もはや計算する必要すらないですが、小型ボンベと比べてランニングコストがかなり良いことがわかると思います。
保証金はガスがなくなって入れ替える際に戻ってくるので、実質¥2,500前後で5kgのCo2が利用できます。
素晴らしすぎる。。
ミドボンからCo2添加をする際に必要な機器
ミドボンを入手したら次に必要な機器を揃えます。
と言ってもこれまた一式で売られているものがあるので、初心者は迷わずそれを買っておけば問題ないです。私も変わらず一式購入しました。
評判のよいクリスタルアクアのものです。
なにがよいって、レギューレータはついているし、スピコンもついているし、電磁弁もついているのでこれだけあれば、あとはCo2のディフューザーがあればほぼできちゃいますね。
ちなみにこれのおかげて電磁弁となったので、管理が全てタイマーでできるようにしました。
私が利用しているのはAmazonのスマート電源タップです。
おそらくここ最近で買ったものの中で一番よかったと言っても過言ではないものですね。
アプリで電源のオンオフできるしなにがよいってタイマー機能があるんですよね。
今までのアクアリストはタイマーを別で買ってたと思うのですが、これがあればタイマーとかいらないです。コンセント、タイマーとかいうごちゃごちゃもないので、こいつで全てが制御できちゃいます。素晴らしいかな家電の進化。。
取り付けも簡単。

さらに私はこのミドボンで最低2つの水槽に添加をしたいので、それに必要なパーツを購入しました。
接続に必要なものは分岐させるもの、あと分岐後にディフューザーまでの間で添加量を調整するスピードコントローラー、通称スピコンです。分岐させる場合はそれぞれにつけないとダメなようです。
また低速のものを選ばないと添加量が全然うまく調整できないらしいです。
その先の逆流防止弁とかディフューザーはお好きなもので問題なし。私の場合はディフューザーを最近クリスタルアクアのスーパーミストに変えたので、配線は全てクリアの耐圧ホースにしました。
これ取り回しがシリコンホースに比べてかなり面倒ではありますが、L字の弁とかもあるのでそれらでうまく取り回しを行いました。
これらもADAからも出ているので、ブランドにこだわる方はADAで揃えてもよいのでは?と思います。
という事で、結局ミドボンを導入する事になりましたw
先人たちのいう事は確かで、本格的にやるなら最初からミドボンにした方がよいです。
ただ、デメリットとしては設置場所です。水槽台の下が空いている方や、設置するところが問題なければよいのですが、それなりに場所が取られます。さらにむき出しにするととくにデザイン性はないので、インテリアとしてはマッチしません。
その辺がクリアできる方ならば、初心者の方でもミドホンをおすすめします。
快適なアクアライフを
まとめ
- コスパを考えるなら、始めっからミドホン導入した方がよい
- ミドボンは酒屋さんで入手可能。「液化炭酸ガス」
- ボンベ保証金:¥5,000 Co2:¥2,500前後
- レギュレータはクリスタルアクアの2ゲージCO2レギュレーターがおすすめ
- Amazonのスマート電源タップを導入すれば全てが時間で管理可能