今更ながらMacでMMD(nanoem)やってみたけど、素直にwindows を用意した方が良い件

今更ながらMacでMMD(nanoem)やってみたけど、素直にwindows を用意した方が良い件

MacでMMDをやってみた

趣味で続けているDTMで音源作ってYOUTUBEで公開をしていますが、音楽だけではなく動きもつけたいと思い始めました。

私はボーカロイド、主に初音ミクを利用して音を作っているので、ボーカロイドで動く動画作れたら楽しいかなと思って色々調べて実際にやってみましたので紹介したいと思います。

かなり昔からニコニコ動画でボカロのキャラが歌ったり踊ったりしているのは知ってましたが、難しそうだしなんだか手を出しにくい感はあったのですが、音源も溜まってきたのでやってみようかなと。

私のPCはMacなので、この記事はMacを利用していてMMDを利用した方向けになります。

また、ソフトを利用した具体的な制作使用方法ではなく私の環境(Mac)でとりあえずやってみてできなかったことが中心の記事です。

私のMacの環境は以下の記事になります。

OSのバージョンはMojave 10.14.6

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MMDってなんぞや?

今回やりたいこととしては以下

  1. 自分の音源にボーカロイドで踊るとか歌うとか動きをつけたい
  2. カメラワークとかで見せる動画にしたい

これらを調べていくと最初ででできたのが「MMD」っていうワードです。

MMD」ってなんぞや?

MikuMikuDance(ミクミクダンス)は、樋口優が制作した、プリセットされたキャラクターの3Dモデルを操作しコンピュータアニメーションを作成する3DCGソフトウェアである。略称はMMD。デフォルトで初音ミクなどVOCALOIDキャラクターの3Dモデルを使用できるほか、オリジナルのキャラクターモデルやアクセサリを組み込んで操作することも可能で、MMD用の3Dモデルも有志によって多数公開されている。

なお、MikuMikuDanceという初音ミクにちなんだ名前ではあるが、樋口が個人で制作したフリーウェアであり、初音ミク販売元のクリプトン・フューチャー・メディアによる製品ではない。

※wikiペディアから引用

樋口さんという方が作った3DCGのソフトウェアということのようです。

これを個人で作ってしかもフリーウェアで公開するとかすさまじいですよね。。

とにかくこの方のおかげで、ボーカロイドのキャラを利用して動きをつくることができるようです。

しかし!

このソフトはWindowsでしか動かないんですよね。。。

私はデスクトップとノートの両方をMacに完全移行してしまったので、Windowsないよ。。。

Macでできないものかと調べていくと、ありました。

それが「nanoem」というソフトになります。nanoem は MikuMikuDance (以下 MMD) で使われるモデルやモーションの読み込み、及び編集と保存が可能な MMD 互換実装のアプリケーションです。

これまたフリーで利用できます。

早速利用してみました。

インストールから素材の準備・選択

このソフトはフリーなので、以下のURLからソフトをダウンロードしてきます。

ダウンロードをしてから解凍、その後アプリケーションフォルダにnanoemファイルを放り込めばインストール完了です。

ソフトを起動すると以下の画面が表示されます。

nanoem

左側にタイムライン的なものと、右側に3Dの空間が表示されてますね。

動画編集ソフトを利用したことがある方であれば、なんとなくイメージはつくと思いますが右側にキャラクターが表示されて、左側にタイムラインでイベントを仕込んでいくという仕組みのようです。

作成にあたって必要になるのが、以下三点

  1. 3Dモデル
  2. モーション
  3. カメラモーション

この3つがあれば簡単に動画を作ることができます。

これまたすごいのが、これらの素材を多くの方が制作して公開してくれています。

なので、自分が欲しいキャラや動きはすでに作られている可能性も高いので調べてみるとよいと思います。

以下にまとめサイトがあるので確認してみるとすでにあると思います。

この3つが揃えばあとは選択するのみで、下のような感じになります。

 

nanoem読み込み

あとは再生をクリックすると、モーションが動き出します。

この時点で「すげー!!」とちょっと感動。

ここまでは簡単にできるのですが、ここからが私のMacではいまいちうまくいかないところになります。

動画の書き出しができないので、、QuickTimeプレイヤーで対処する

モーションを選んでいざ動画を書き出そうとすると、、、、これが何をどうやってもうまくいきません。。

動画の書き出しには解像度の選択やエンコードのプラグインなどを選択するのですが、全てのパターンを試してもうまくかきだせませんでした。

  1. OSのエンコードを利用すると動画がうごかず、最初の画面で点滅を繰り返す。
  2. プラグインを利用すると真っ黒の画面で書き出せない
  3. 書き出せたとしてもフレーム落ちする

というようになってしまって、動画に書き出しができませんでした。

OSが影響しているのか、iMacの環境なのかはわかりませんが、無理でした。

で、どうしたのかというと。。

ソフト内でのプレビュー動画は問題なく動いているので、それをキャプチャするしかないとなりました(涙)

Macには標準でインストールされているQuickTimeプレイヤーがあります。

これで画面をキャプチャすることができるんですよね。

なので、動画のプレビューを動かしながらそれをキャプチャするようにしました。

この方法であればなんとか動画にすることはできます。

しかし1点どうにもならないことが。。。

プレビューには中心点の赤い点があるのですが、これが消せません。。

ということで動画にはでいるけど、赤い点が入ってしまうという悲しい結果に。。

そのほかにもMacにはかなりの制限があります。

  • 使えないプラグインがある
  • 音源がならない

少なくとも私の環境ではうまく動作をしませんでした。

なので、Macの方でMMDをやりたい方は素直に諦めて、Boot CampでWindowsを入れるか、WindowsのPCを購入した方がよいですw

ということなのですが、WindowsのPC用意するのも時間がかかるので、一旦作ってみた動画を公開していますのでよろしければご覧ください。

昔作ったperfumeの「Sweet Refrain」って曲のモーションもあったので作ってみました。

この曲はどうも世間の評価は低いようですが、個人的にはperfumeの中でもかなりの神曲だと思ってます。

ちなみに、「逃げ恥」で「恋ダンス」が爆発ヒットしましたが「都市伝説の女」で長澤まさみさんがエンディングでperfumeのダンスを踊っているんですよね。

逃げ恥みた時はこっちの方が走りなのにって思った記憶があります。

ということで、なんども言いますがMacでMMDをやりたい方は素直にWindowsを用意しましょうw

まとめ

  • MacでMMDやる場合、nanoemというソフトがある
  • 制限が色々あってMacでMMDは厳しい
  • MMDやりたい人は素直にWindowsを用意しましょう

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