【アクアテラリウム】30cmキューブハイの水槽でADAシステムテラ30のレイアウトを自作する

【アクアテラリウム】30cmキューブハイの水槽でADAシステムテラ30のレイアウトを自作する

二つ目の水槽制作開始

一つ目の水槽が安定してきて、メダカたちも産卵をどんどんしてます。

稚魚が生まれ始めて、大きくなってきているので二つ目の水槽を作りに着手したので、その制作過程の記事になります。

また、前回の水槽立ち上げの経験、反省をあげると大きく分けて二点

  1. 水量が少ないと水質が安定しない
  2. 滝のレイアウトは陸地との兼ね合いもありメンテナンスがしにくい

水量が少ないと水質が安定しなくてかなり苦労します。

初期のレイアウトではメダカが次々と死んでいってしまうという残念な結果を招いてしまいました。

今回も生体メインで行こうと思うので、水量が確保できつつ、陸地も少し可能なレイアウトをイメージしてました。

ちなみにそれらが一式となって簡単にアクアテラリウムができるのが、ADAから発売されている「システムテラ30」というものです。

30cm幅の水槽で、背面が濾過部になっていて、全面に素材を配置するだけで完成してしまうお手軽なもの。

お値段は3万円ほど。ADAブランドとセット的にお手軽なので、これを高いとみるか安いと見るかは人それぞれかと思います。

ただし水面の高さがなく、水量としてはかなり少ないです。

メインは陸上部になっているからだと思います。

同じく「システムアクア」というものもあるのですが、背面が白い壁で仕切られている事もありイメージがどうも違う。。

水量を確保、なおかつメンテがしやすいレイアウト。

これを実現させる為には自作しかない。となり、今回も自作レイアウトに挑戦

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システムテラ30レイアウトを真似して自作する

まず水槽ですが、先にお話した通りスペースの都合で今回は横幅が30cmしかとれません。

それでも水量を確保したいので、高さがあるものにしようと思うと、選択肢が少なくなります。

ブランドにこだわりもないので、現物を見て「レグラスフラット F-3040」に決めました。

ちなみにアマゾンにはないようで、リンク先は高さが50cmのものです。

これならば高さで水量が確保できます。

また、30cmのキューブなので、背面を濾過槽にしても幅の確保もできます。

という事で前回のように、スチレンボードを利用して、まず濾過槽を作成しました。

水槽立ち上げ①

こんな感じで制作スタート。

今回もポンプはエーハイムコンパクトオン300を使います。ヒーターはGEXのオートヒーター。

コンパクトオンは静かでパワーもあし強弱も設定できるので、水中ポンプを探している人にはかなりおすすめできます。

濾過槽と全面レイアウトをしきってしまいます。

水槽レイアウト制作②

水中モーターの吸い込み口を確保してそこから水を吸い込みます

上部には水を壁伝いに垂らすようにアクリル板を加工して作成しました

水槽レイアウト制作③

水中モーター部です。

吸い込み部分から水を吸引できるように水中モーターを設置、そこから粗めのスポンジフィルター部分へ水を吸い上げておくりこみます。

水槽レイアウト制作④

背面の濾過槽は3つにわけています。

これもシステムテラそのままのレイアウトです。

粗めのスポンジフィルター部分を通り、最後は生体濾過槽の部分へ水が循環するようにしています。

水槽レイアウト制作⑤

今回もろ材にはパワーハウスベーシックを使用しました。

これの効果は体感として問題ないと感じていますので。

この背面を濾過槽にする事でかなりメンテナンスがしやすくなりました。

ろ材が汚れても簡単に取り出せて、洗う事もできますし、スポンジフィルターを通す事で汚れもとれ、洗浄交換も楽です。

外部フィルターにする選択もありますが、大きくて場所もとりますしね。

今回の選択はよかったと思います。

ちなみにここまでの費用としては、

  • 水槽:¥4,000
  • LEDライト:¥4,000
  • エーハイムコンパクトオン:¥1,700
  • ろ材(パワーハウス):¥2,000
  • 濾過スポンジ:¥500
  • 合計¥12,200

ざっくりですが、システムテラ30の半額以下に収まっています

石と流木を全面にレイアウトする

続いて全面にレイアウトをしていきます。

前回のレイアウトで余った素材を流用します。

アクアテラリウムレイアウト

ちょっと石が多すぎたかな。。。

まだ8割くらいの段階なので、もう少し調整すると思いますが、一旦こんな感じです。

石は余り物で、水草は第一水槽からトリミングしたものを利用。これガンガン増えます。。

流木に巻きつけているのは、南米ウィローモスです。

その上に配置しているコケはコツボゴケ。

もう少し水面を低くして、スチレンボードの壁にコケでも貼り付けようかとも思います。

一旦これで水を循環し始めます

アクアテラリウムレイアウト②

まだまだ水に濁りがありますが、しばらく循環させると落ち着いてくると思います。

今回も最終濾過層にブラックホールを設置しています。

レイアウトの最終調整と徐々に生体を入れていこうと思います。

まとめ

  • スペースが限られていても水量を確保したい時は高さがあるキューブ水槽はおすすめ
  • ADAのシステムテラ30に手が出ないという方でも自作すれば半分以下の費用ですむ
  • 濾過槽を区切るとかなりメンテナンスが楽になってよい
  • 総合するとDIYでレイアウト組むとかなり自由度が広がる

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