VOCALOID5エディタを使用
先日購入したVOCALOID5を使ってSEKAI NO OWARI「サザンカ」をコピーしてみました。
VOCALOID5ではVOCALOID3と4のライブラリを読み込むことができます。
ボーカルFUKASEのライブラリは4なのでそのまま読み込みが可能です。
以前のものもボカロ5の恩恵を受けることができるということで、実際どのなのかなと思いつつ、操作を覚えながらやってみました。
前回も書きましたがボカキューで慣れてしまっていると、新しいほうになれるのに結構時間がかかりましたね。
NHK平昌五輪テーマ曲
セカオワの「サザンカ」という曲はNHK平昌五輪テーマ曲にもなっていましたね。
このCDは完全限定生産らしく、アマゾンだとプレミア価格になっていたりするようです。
ダウンロード販売は通常通りみたいですけどね。
スローバラードな曲調で、印象的なピアノのフレーズから始まり、エレピが重なって、エンドに向けて音の厚みがまして壮大な作品になっています。
メロディーラインがとても綺麗なので、一回聞いただけでも頭に残ります。
「夢を追いかける人、それをそばで見守り続ける人」というような歌詞の内容で、見守る側の視点での歌詞になっています。
歌詞を聴いているだけで、その情景が浮かんできて色々なことをイメージできます。
それだけ的確に要点をついた言葉にまとまっているんだと思います。
聞く側の想像力を掻き立てて、それぞれの自分の物語を想像させる。このあたりが、まさにプロの仕事なんだなと思います。これができる人がやはり多くの人から支持をされるんだろうなと思いますね。
ミュージックビデオが話題
ミュージックビデオも話題になったようですね。
Fukase本人と俳優の神木隆之介が出演していて、画家志望の青年・花斗(神木)と、その兄である草介(Fukase)の物語がそのまま描かれているというということで、実際に見てみると歌詞の世界をうまく再現しているなと思いました。
それにしてもこの2人、なんとなく似てますねw
■サザンカ ミュージック・ビデオ
VOCALOID5でもFUKASEは全然使える
VOCALOID5のレビュー記事でも書きましたが、FUKASEでもエディット機能をそのまま使えます。が、クロスシンセシスが5からはなくなったので、こういうバラードの曲の時にトラックわけるとかしないと声質自体は変更することができません。
バラードの場合だと、声質を変えた方がそれっぽくなるところがあったりするのですが、1トラックでそれはできなくなってしまいました。この辺は残して欲しかったですけどね。
ただ、全体としては編集自体はやはりかなり楽になりました。作り込むから選ぶという操作感に変わったのはやはり大きいのかなと思います。不慣れな操作で時間がかかりましたが、慣れればかなり短縮できそうです。
あと、VOCALOID FUKASEが出て時点と今のセカオワのFUKASEの声質がだいぶ違うように思いますねw
歌っている曲にもよるかもしれないですが、正直初期の頃の曲にはよいのかもしれないですが、最近の曲だとあまりフィットしないと個人的には思っています。
年齢重ねたりキャリアが長くなると変わる人もたくさんいるので仕方ないと思いますけどね。
ミックスがうまくいかなくて何度もやり直しましたが、聴いてみてください。
■セカオワ サザンカ カバー